MENU
伊藤あおいの試合予定と結果は
観戦ガイド

デビスカップ2回戦 日本の相手ドイツメンバーは?

tennis udon
スポンサーリンク

1月31日、2月1日のデビスカップファイナル予選1回戦で日本がイギリスに勝利した。2回戦に進み、いよいよ11月にイタリアで開催されることが決まっている「ファイナル8」進出を賭けた戦いに挑む。

その相手は、イスラエルとの予選1回戦を突破したドイツに決まった。昨年末のITF国別ランキング5位。今回の第4シード対する日本は同ランク29位。ここまで残った14カ国中、最も下位のランクに位置することになった。

当然ながら、相手は格上、強豪だ。

 過去3度(1988~89年、93年)の優勝実績を誇るドイツ。日本との対決は、1度あり、意外にも日本の勝利。1933年6月にベルリンで対決。佐藤次郎がシングルス2勝、ダブルス1勝の計3勝を挙げる活躍で、日本が4勝1敗で勝っている。

とはいえ、今回のドイツメンバーは強力だ。

▶ファイナルズ1回戦のメンバー(ランキングは2025年2月3日現在)

シングルスのランキングが低いと思いきや。。。世界2位アレクサンダー・ズベレフ(27歳)、45位ヤン=レナード・ストルフ(34歳=最高21位)、93位ダニエル・アルトマイアー(26歳=最高47位)ら。ハンフマンと合わせて、現在100位内の選手が4人。いずれもキャリアハイは50位内のツワモノ揃い。(2025年2月3日現在)。

ファイナル1回戦の日本イギリス戦のように、西岡、錦織のシングルスで3勝1敗を当て込むのは、決して簡単ではない。

▶全豪オープン公式さまの動画です

日本が勝利を手繰り寄せるカギになるのが、ダブルスでの勝利だが、何よりドイツダブルスの戦力は日本にとって脅威だ。

ケビン・クラウィーツ&ティム・プッツは、昨年ATPツアーファイナルズのダブルスタイトルの栄冠をドイツ人コンビとして、初めて手にした「最強ペア」だ。

▶Tennis TVさまの動画です

さらにデビスカップでの勝率は驚異的というレベルを超えている。

ケビン・クラウィーツは2019年に代表入りしてダブルス17勝1敗、勝率9割4分4厘。ティム・プッツは2017年に代表入りして以来、19勝1敗、勝率9割5分。2人のコンビでは、14勝1敗。勝率9割3分3厘。

ファイナル予選1回戦のイスラエル戦では、つけいるスキをまったく与えず、6ー0、6-3で完勝。あっさりドイツ3勝目をあげて、2回戦進出を決める立役者になった。

▶ITF公式さまの動画です

2022年デビスカップ準々決勝でカナダのバセク・ポシュピシル、デニス・シャポバロフ組にフルセットで敗れて以来、6連勝。3年間、6試合で1セットすら落としていない。

日本は今回と同じ綿貫&柚木組で立ち向かうと予想する。柚木にとっては代表デビュー戦となったイギリス戦。ニール・スクプスキ&ジョー・ソールズベリーの元世界1位経験者に7-6(4)、7-6(3)で食い下がった。

▶ITF公式さまの動画です

26歳コンビは、ともに強烈なサービスで、日本課題のダブルスに、希望の光をともしたが、今度は、限りなく現役「世界トップ5」といえる相手との対戦になる。

ドイツのダブルスには、他にも、54位コンスタンティン・フランツェン(29歳=最高45位)、同じく54位ヘンドリック・イーブンス(29歳=最高45位)、69位アンドレアス・ミース(34歳=最高8位)ら、なんと100位以内の選手が8人もいる! 

最強コンビが仮に不出場でも、この層の厚さを考えれば、綿貫&柚木組にとって、相手が格上なことは間違いない。

ATPツアーの発表では、9月12日からの第37週にデビスカップが行われ、翌々週の39週、9月24日から木下オープン(東京・有明)が予定されている。

2月17日に9月12日(金)13日(土)日、有明コロシアムで開催されることが発表された。その木下オープンでは、すでにカルロス・アルカラス(スペイン)の来日が決定したと、主催者から発表されている。

錦織対ズベレフ、西岡対ズベレフ、綿貫&柚木対世界トップが見られるかもしれないデビスカップ。そして続く木下オープンでは、錦織対ズベレフの再戦、錦織対アルカラスなんて。。。。

世界最高峰の戦いが間近で見られるかもしれない。

「2025秋」へのワクワクが今から止まらない。

日本選手を警戒
ドイツの本気度
デビスカップを楽しむ
有明観戦ガイド
2人の過去の勝敗
錦織対ズブレフ
Xからの読者コメントをお待ちしています。
ブログ更新の励みになります!
ABOUT ME
テニスうどん
テニスうどん
駆け出しブロガー
スポーツ紙勤務30年で退職した元野球記者、データコラムニスト
大学時代は関西1部リーグ庭球部所属もボーラー、ベンチコーチの方が多かった
数字でテニスを深堀り!時々ただの観戦記。わかりやすくテニスの魅力が伝わればと
ATP、WTAの公式データを参考にさせていただいています。
U-NEXT、WTAのテニス配信も利用させていただいています。
スポンサーリンク
記事URLをコピーしました