伊藤あおい対石井さやか

運命的な日本人対決

全豪オープン予選初戦で日本対決、なんとなく運命的じゃないですか
今日から始まった全豪オープンの予選。第2日の日本時間1月7日には、世界ランク126位伊藤が、同196位の石井と対戦する。ともに4大大会の予選に出るのは今回が初めて。それがいきなり初戦で顔を合わせるとは。日本人ファンとして残念というか、数奇な運命を感じてしまう。
伊藤が1歳上の20歳で、石井は19歳。2022年8月当時の2人の様子を表した動画。6分23秒あたりに、ここまでの2人の対戦成績が伊藤3勝、石井2勝と語っている。そして石井は「伊藤と絶対対戦したくない」とも。本当に仲が良さそう。気になる勝敗の内容について探ってみた。
▶TBS SPORTSさまの動画です。
2019年8月、全中決勝。当時3年生の伊藤が2年生の石井を6ー4、6ー3で勝利。2カ月後のU15全国選抜ジュニア決勝では、逆に石井が6ー3、6ー3で勝利。ともに中学生にとっては大舞台、しかも決勝での顔合わせ。ここから2人のライバル物語は始まっているようだ。
プロのステージに上がると石井の方が優勢。2022年11月の安藤証券オープン予選では石井が1ー6、6ー1、11ー9(スーパーTB)で勝利。2023年4月のかしわ国際予選では石井が6ー4、7ー6で連勝。2024年4月のITF岐阜では伊藤が、石井の負傷棄権により勝利(4ー6、7ー6、1ー0RET)。
そして2024年10月の全日本選手権準決勝では6ー4、6ー3で石井が勝利。ITF、全日本に限れば石井の3勝1敗。よって、中学からの通算の対戦成績は石井から5勝4敗。(カテゴリーの違いなどで調べきれず、万が一間違っていたらお許しください。その時はさぞ2人に怒られそうだが)
余談だが、伊藤あおいはWTAのインタビューの中で、父の職業は検事と答えている。コーチでもある、と明言しており、自らの異色なプレースタイルを確立する、大きな一助となったようだ。前哨戦を優勝で飾り、相手を「沼」に引きずりこむ様子は世界でも注目を集め始めている。
一方、石井の父は元有名プロ野球選手の石井琢朗さん。2017年、テレビで父から熱心な指導を受ける姿を見させてもらった。琢朗さんは、昔ながらの熱血ではなく、最後は自分で考えさせる指導方法をとっていたように思う。正統派の世界に通用するビッグサーブとフォアハンドを持った石井。当初は伊藤のムーンボール、スニークイン、サービスアンドボレーなど、緩急に苦しめられていたが、それを打ち抜くだけのメンタルの成長と、正確性を身に着けてきた。
どちらが勝とうと、日本のみならず世界中のテニスファンにとって胸踊る試合になるのは間違いなさそうだ。少々大げさに聞こえるかもしれないが、テニスをかじったことがある方なら共感してもらえると思う。WTAツアーレベルでの2人にとっての、ライバル物語「第3章」の幕が上がる。
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