錦織の相手はジェイコブ・ファーンリー

昨年チャレンジャーで錦織が快勝
1月31日に行われるデビスカップ2025、ファイナル予選1回戦日本対イギリスの第1日(兵庫・ブルボンビーンズドーム)。世界ランク70位の錦織は第2試合に登場予定。同77位のジェイコブ・ファーンリー(23歳=Jacob Fearnley=イギリス)との対戦が決まった。
ATPツアーでの対戦はないが、チャレンジャーでは昨年11月に1度対戦している。錦織が優勝したヘルシンキ大会の準々決勝で顔を合わせ、スコアは錦織から6-4、6-3。
ポイント獲得率は錦織65に対しファーンリー57、53%と47%と競った。しかし、錦織が両手バックのクロスの打ち合いの精度では圧倒し、ポイント数以上にあっさり終わったとの印象だ。
特に錦織のセカンドサービスポイント獲得率が65%と高く、ストローク戦に持ち込めば危なげなかった。
とはいえ、このデータはあまり参考にならないかもしれない。とにかく23歳。上り調子の選手なことは確かだ。先の全豪オープン1回戦でニック・キリオスに7-6(3)6-3、7-6(2)で快勝したのは記憶に新しい。
▶全豪オープン公式さまの動画です キリオス戦
2回戦も世界78位アルチュール・カゾー(フランス)に勝って3回戦進出。第2シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)に3-6、4-6、4-6で敗れた。
▶全豪オープン公式さまの動画です ズブレフ戦
547位上昇! チャレンジャー勝率9割
2023年7月にはランク外。2024年シーズンを645位でスタートして、6月にトップ500、8月にトップ200、9月にトップ100入り。世界99位でシーズンを終えた。1年間で547位を一気に上げ、同年のATPシングルスランキングの急上昇記録をマークした。
2025年1月に自己最高の86位を記録し、全豪の2勝で、現在は錦織とほぼ同じ77位までランキングを上げてきた。
実は2024年のチャレンジャーの成績は27勝3敗で、なんと勝率9割。ノッティンガム2、リンカーン、レンヌ、オルレアンと4つのタイトルを獲得した。これは、25試合以上出場してのシーズン最高勝率だという。その最後となる3敗目の相手こそが錦織だった訳だ。
ジュニア時代から、将来を嘱望された選手だった。2018年サンクセンショ・グレード2の決勝で将来の世界1位となるアルカラスを6-2、4-6、7-6(12)という激闘の末、下した。その前年、2017年マルタITF U18 グレード4の1回戦ではシナーを下している。大学は、テキサス・クリスチャン大学でプレーし、全米優勝を果たすなど経歴はピカイチだ。
故障に苦しんだというが、ようやくプロで完全開花間近といった状況だ。今デビスカップの出場を見合わせたノリーとは、同郷のスコットランド出身。先のテキサス・クリスチャン大学の先輩、後輩という間柄でもある。日本流に考えれば「後は任せた」的な圧を感じている? と思う(笑)。
初参戦となるデビスカップ。今や16位ドレイパー、63位ノリーに次ぐ、正真正銘イギリス3番手選手となった。両エースを欠く今回の日本戦。ここで母国を背負う思いを示そうとする気持ちは十分だろう。
錦織が止められるか、注目だ。


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