伊藤あおいのフォアスラを目撃しよう

大坂 内島 日本トップ3そろい踏み
世界ランクを80位台とした伊藤あおい選手(21歳)を国内ツアーで間近に観戦できるチャンスがやってきました。
10月13日から(予選は12日から)19日までの日程で、WTA250「木下グループジャパンオープン2025」女子大会が、大阪市西区のモリタテニスセンター靭で行われます。

伊藤あおいのフォアスラを間近に見ようとタイトルを付けてはみたものの、見どころはたくさん
発表されている女子シングルスの出場予定選手は、8月25日付け世界ランクで
- 24位:大坂なおみ
- 86位:伊藤あおい
- 94位:内島萌夏
日本選手のトップ3、いずれも100位以内選手のそろい踏み。
なんとも豪華ではありませんか。

「木下グループジャパンオープンテニスチャンピオンシップス2025」女子大会 | |
通称 | 木下グループジャパンオープン2025 |
主催 | 公益財団法人日本テニス協会 |
特別協賛 | 株式会社木下グループ |
グレード | WTA250 |
予選 | 2025年10月12日(日)、13日(月) |
日程 | 2025年10月13日(月)〜19日(日) |
会場名 | 大阪/モリタテニスセンター靱 |
場所 | 〒550-0004 大阪市西区靱本町2-1-14 |
サーフェス | ハードコート |
賞金 | $275,094=約4047万円 |
8月30日(土)午前10:00からチケットぴあ、楽天チケット、イープラス、ローソンチケットでチケット販売も始まります。
ここが見どころ
伊藤あおい選手は、昨年の同大会で予選を勝ち上がり、初のWTAツアー本戦デビュー。
1回戦で2020年全豪オープンで優勝、全仏オープンで準優勝と実績のあるソフィア・ケニン(アメリカ)を破るなど、アレヨアレヨの快進撃で4強入りを決めた思い出深い大会です。

ツアー初優勝の姿が見られる可能性だって、ありますよ!
ご存知な方も多いと思いますが、初めて伊藤あおい選手を生観戦する方に向けて、ここをぜひ見てほしい! という観戦ポイントを少しだけ紹介させてください。
フォアのスライス
低く伸びる軌道を狙っている時は、とにかく低く速い。アレー寄りにサイドスピンをかけて相手の打点を外す時は、止まってイヤらしい軌道で曲がる。リターンも単なるブロックではなく、随所にイヤらしいスライスを交ぜ相手を惑わせる。
バックのカウンター
いい意味で、本当に歩くようにナチュラルに踏み込んで、両手バックのインパクトを迎える。そんな力感なくて、何であんなに速い球が行くの?と驚かされること必至。しかも、その精度が凄い。きっちりと測ったようにベースラインに突き刺さる。まれにサイドに切れることはあっても、バックアウトは、ほぼない。

サーブのテンポとコース
サービスゲームはメトロノームのように正確なリズムを刻む。一定の素早いテンポでモーションに入って、精度の高いサービスを打ち込んでいく。相手を待たすことはまずない。デュースサイドのサイドラインを狙ったサーブ、それよりも短い抜いたチェンジアップのようなサーブも。バックサイドに座ったら、このサーブがいつ来るか、そのフォームの差を見破れるかどうかを直視するだけで楽しい。
読みとフットワーク
相手のボールの居場所がわかっているかのように、素晴らしい周辺視野で、ビシビシ相手コースを読み当てて動いていく。フォアスラも足が動いていないようで、意外に? シューズがキュキュキュと鳴るほど、細かいステップを踏んでいる。スニークインする時や、ボレー時も同様。

プレー以外にもたくさん。
- クルクル縦回転のラケット回し
- ボールボーイへの優しい配慮
- 相手選手をリスペクトしたお辞儀
- 笑顔のヘアピン外し
- ファンへの丁寧な対応
見ていただきたい点は、ホント書ききれないほどです。

選手を間近に見られる
ここまで、今回の観戦をオススメするのは、WTAツアーを国内で見るなら、この会場が圧倒的に選手までの距離が近く、見やすいためです。
テニスコートがある公園の名は靭公園。大阪人なら読めますが一般的には難しいかも知れません。「うつぼ」と読みます!
スタンドは5500人収容。10,008席の有明コロシアムのほぼ半分。

有明と違って雨や日差し対策の屋根がないのが、玉にキズですが、センターコートの選手との距離は非常に近いです。
現在、関西在住の私は、

女子プロのみなさん、うつぼに来てくれてありがとう!
と叫びたい気分です。
フレンドリーな大会
No.1(サブセンター)コートもスタンド席は片側ですが、500人収容。
そして個人的に大好きなのが、練習コートはもちろん試合でも使われる、その他のサブコート。
ベースライン片側に2列のシートがあるだけで、運良くそこに座れれば、もう選手は目の前。
息づかいからシューズの鳴る音から飛び散る汗まで、感じることができます。
写真を撮るには目の前の金網が少し邪魔ですが、プレーを凝視する分には問題ありません。
2,845人収容の岐阜メモリアルセンターも大好きですが、WTAツアー開催となると、ある程度の収容人数が必要で、この規模感が最高なのです。

有明では、室内コートで見えないこともありますが、
靭では「丸見え」(笑)
お気に入りの選手が、サブコートで練習している光景に出くわせたら、何が今の課題なのか、何に取り組んでいるのか、試合を見る以上に知れることがたくさんあると感じます。
ロッカールームから出ていく選手との触れ合い可能ポイントも非常に多い、フレンドリーな大会の印象です。
新大阪駅から本町へ
もうこれは行くしかないでしょう! そう思っていただけた遠方からの方に向けて、現地までのルートをお伝えします。
大阪駅やなんば駅から市バスが出ていますが、正直、在住者でも乗った経験はありません。
新幹線移動の方なら
- 新大阪(東海道本線=新幹線)
- 新大阪駅(地下鉄御堂筋線)
- 本町駅下車

ほぼ、この一択です!
大阪駅で地下鉄梅田に乗り換えるより、新幹線の新大阪駅で地下鉄新大阪駅を探す方がだいぶ簡単です。
飛行機、あるいは大阪駅周辺で宿泊という方は、梅田駅から地下鉄(大阪メトロ)御堂筋線に乗ってください。
関西以外の方はよく迷われますが、JR大阪駅周辺=ほぼ梅田(埋立地から)です。
梅田駅は阪急梅田、阪神梅田、地下鉄梅田とあり結構、距離が離れているのでお気をつけください。(後述しますが、東梅田、西梅田駅もあります)
地下鉄の路線カラーは「赤色」。
大阪の「大動脈」をイメージして赤だそうです。覚えやすいですね。
位置としては梅田と道頓堀の中間ぐらいです。

四つ橋線でも可能だが
同じく地下鉄の四つ橋線でも、行くことができますが、大阪駅周辺からの始発駅が西梅田駅になります。梅田駅からは徒歩6~8分の距離です。
下車駅は肥後橋か本町です。(徒歩時間はほぼ同じですが、手前の駅となる肥後橋がオススメ)
こちらの路線カラーは青色。御堂筋線の支線で海側にあるから青だそうです。御堂筋と並行するように北と南を貫いています。
大阪人に聞くならホテルのヒルトン大阪が目印です。とはいえ、迷子になると有名な「梅田ダンジョン」(地下街)を攻略せねばなりません。
自信がない方は、潔く赤色の御堂筋線:梅田→本町ルートをお選びください。
千日前線:阿波座下車でも行けますが、在住の方以外には、ますます特殊なルートです。
本町駅の出口は28番か4番
本町駅は御堂筋線、四つ橋線、中央線と3つの路線が交差しています。御堂筋線は四つ橋線よりわずかに目的地までは、遠くなりますが、それでも徒歩15分ほどです。
出口は地下を長く歩きたいなら28番が最最寄り。
目標が欲しいという方は、有名な6車線の大通り、御堂筋側に出てください。
その場合は4番出口です。
西へまっすぐ
準決勝、決勝ならまだしも、有明のように絶えず人波がセンターコートにまで続くような人の流れはありません。
梅田のビル群を右手に見ながら、靭公園の看板を探して、とにかく西へ西へ歩いてください。

緑豊か公園にぶつかれば、まず一安心です
手前右手奥にアンツーカーのテニスコートでプレーする一般プレーヤーが見えるかもしれませんが、惑わされてはいけません。
右手に遊具やバラ園を見ながら、とにかくまっすぐ。
「なにわ筋」という大通りに差し掛かり、西警察署 靭交番が見える交差点に来れば、ゴール間近。
信号付きの横断歩道を渡れば、管理事務所が左手に出てきて、右手にある灰色の壁の向こうが、センターコートになります。
到着の感想はきっと「えっこれ?」でしょう(笑)。
スケジュール
是が非でも、伊藤あおいのスライスを間近で「体感したい」というのが主目的だとするならば、オススメは観衆もさほど多くないと思われる1、2回戦でしょうか。
大会スケジュール詳細 | ||||
日付 | 開場 | 開始 | シングルス | ダブルス |
12日(日) | 10:30 | 11:30 | 予選1回戦 | ー |
13日(月) | 10:30 | 11:30 | 予選2回戦 1回戦 | 1回戦 |
14日(火) | 10:30 | 11:30 | 1回戦 | 1回戦 |
15日(水) | 10:30 | 11:30 | 2回戦 | 2回戦 |
16日(木) | 10:30 | 11:30 | 2回戦 | 2回戦 |
17日(金) | 10:30 | 11:30 | 準々決勝 | 準決勝 |
18日(土) | 10:30 | 12:00 | 準決勝 | 決勝 |
19日(日) | 10:30 | 12:00 | 決勝 | ー |
お財布に余裕がある人以外は、自由席で十分、早めに着けば、少なくとも見にくいということはないと思います。

チケット料金 | ||||
日付 | 特別席 | 一般 | 中高生 | 小学生 |
12日(日) | 1000円 | 1000円 | 入場無料 | |
13日(月) | 8000円 | 2500円 | 1500円 | 入場無料 |
14日(火) | 8000円 | 2500円 | 1500円 | 入場無料 |
15日(水) | 8000円 | 2500円 | 1500円 | 入場無料 |
16日(木) | 8000円 | 2500円 | 1500円 | 入場無料 |
17日(金) | 8000円 | 2500円 | 1500円 | 入場無料 |
18日(土) | 10000円 | 2500円 | 1500円 | 入場無料 |
19日(日) | 10000円 | 2500円 | 1500円 | 入場無料 |
※当日料金はプラス500円 | ||||
特別席はセンターコートのみ、他コートは自由席 |
ドロー数 | |
女子シングルス | 32ドロー(予選=24人) |
女子ダブルス | 16ドロー(予選=未定) |
車椅子女子シングルス | 8ドロー(予定) |
車椅子女子ダブルス | 4ドロー(予定) |
大会ルール | |
シングルス | 各セット6ゲームオール後 7ポイントタイブレーク方式 |
ダブルス | 第1、2セットともノーアドバンテージ 6ゲームオール後7ポイントタイブレーク 最終セットは10ポイントマッチタイブレーク |
マナーを守って
伊藤ファンも急増中です。
公式ページの注意事項には動画撮影NGと書かれています。
写真撮影はマナーを守りましょう。
参考までに
伊藤あおい選手は、プロモカードなど自分のグッズにサインすると、うれしくなるそうです。

最もうれしい差し入れは「ミスドカード」一択(笑)
直接の食べ物はウェート管理やドーピングのリスクがありますから、なるべくなら避けたいものですね。
トップに近づけば近づくほど、日本トッププレーヤーを身近な国内で見られるチャンスは、おのずと減っていくものです。
ぜひ温かく、伊藤あおい選手を始めとする、トッププレーヤーの貴重な姿を、みんなで気持ちよく観戦、そして応援しましょう!