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デ杯 日本VSドイツ メンバー決定

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9月12(金)、13日(土)に東京・有明コロシアム(屋根を閉じた状態)で行われるデビスカップ予選2回戦、日本対ドイツの代表メンバーが8月14日までに、発表された。

やはり、ドイツの世界3位アレクサンダー・ズベレフ(28歳)はメンバー入りしなかった。ドイツ選手の現状、日本代表選手との対戦成績を完全版ガイドとしてお届けする。

世界ランクは最新8月4日時点

世界ランクは最新8月4日時点

2014年プロ転向、2017年ATPツアーデビュー。グランドスラム最高成績は2020年、2025年の全仏オープンベスト16入り。今シーズンは1回戦で第4シードのT・フリッツを破った。

肩、腰などの故障を経て2019年から本格復帰。2020年初めてグランドスラム予選入りした全仏オープンで快進撃。本戦1回戦でF・ロペス、2回戦で同胞のヤン・レナルト・シュトルフを、3回戦で世界8位のM・ベレッティーニを、破った。2021年トップ100、2023年トップ50入り。2023年の全仏オープン2回戦ではJ・シナーを倒した

デビスカップでは2023年代表入り。デビュー戦では、スイスのS・ワウリンカをストレートで撃破し初出場初勝利。代表歴はシングルス2勝2敗。

片手バックでR・フェデラー、S・ワウリンカに憧れ。

2024デビスカップ ファイナルズ 準々決勝カナダ戦

今回の日本代表とは0勝5敗。望月、綿貫にそれぞれ2敗、西岡に1敗。錦織との対戦経験なし。

望月とのチャレンジャーでの対決 自身は61位
2024年4月 challenger Cagliari
回戦対戦相手Rスコア
1回戦⚫️望月慎太郎1634-6,6-1,3-6
望月とのATP予選での対決 自身は144位
2021年4月 ATP Masters 1000 Miami
回戦対戦相手Rスコア
予選1回戦⚫️望月慎太郎654RET 1-4
西岡とのATPでの対決 自身は47位
2023年10月 ATP Masters 1000 Shanghai
回戦対戦相手Rスコア
1回戦⚫️西岡良仁484-6,6-3,6-7(2)
綿貫とのATPでの対決 自身は58位
2025年7月 ATP Masters 1000 Canada
回戦対戦相手Rスコア
1回戦⚫️綿貫陽介1586-3,1-6,4-6
綿貫とのチャレンジャーでの対決 自身は98位
2021年11月 challenger Champaign
回戦対戦相手Rスコア
2回戦⚫️綿貫陽介3062-6,1-6

2015年プロ転向、2017年ATPツアーデビュー。グランドスラム最高成績は2022年の全豪オープンと2023年全仏オープンの2回戦。

2023年トップ50入り。同年のイタリア国際では2回戦でT・フリッツを、4回戦ではA・ルブレフを破り、ベスト8に進出。2024年全豪オープンではドミニク・ケプファーと組んで、ダブルスで準決勝に進出したこともある。

デビスカップでは2017年代表入り。シングルス4勝1敗。

得意なショットはバックハンド。両耳に聴覚障害がある。

2025デビスカップ 予選イスラエル戦

今回の日本代表とは3勝2敗。望月、西岡に1勝1敗、綿貫に1勝。錦織との対戦経験なし。

望月とのATP予選での対決 自身は113位
2025年3月 ATP Masters 1000 Miami
回戦対戦相手Rスコア
予選1回戦⚫️望月慎太郎1556-7(5),4-6
望月とのチャレンジャーでの対決 自身は95位
2024年3月 challenger Chengdu
回戦対戦相手Rスコア
1回戦⚪️望月慎太郎1476-4,7-6(5)
西岡とのATP予選での対決 自身は138位
2025年6月 ATP500 Halle
回戦対戦相手Rスコア
予選1回戦⚪️西岡良仁786-4,6-1
西岡とのATP予選での対決 自身は114位
2022年4月 ATP250 Munich
回戦対戦相手Rスコア
予選2回戦⚫️西岡良仁865-7,7-6(5),4-6
綿貫とのATPでの対決 自身は134位
2023年4月 ATP250 Houston
回戦対戦相手Rスコア
1回戦⚪️綿貫陽介1076-4,3-6,6-2

2009年プロ転向。グランドスラム最高成績は2019、2021年の全仏オープン4回戦。

2018年、マクラクラン勉と組んだダブルスで楽天オープンを優勝。ダブルスツアー優勝回数は4度。2023年マスターズ1000のマドリード・オープンではラッキールーザーから準優勝。同年は150位からスタートして25位でフィニッシュ、ATPカムバック賞も受賞した。2024年、BMWオープンでシングルスツアー初優勝

感染症による離脱のためランキングを落としているが、今シーズンのウィンブルドン2回戦ではF・オジェ・アリアシムに勝利、3回戦でC・アルカラスに1セットを奪うも敗れた。

デビスカップでは2015年代表デビュー。シングルス15勝10敗、ダブルス4勝0敗。2021年のベスト4入りに貢献

好きなショットはバックハンド、サッカー好き。

2024デビスカップ ファイナルズ 準々決勝カナダ戦

2024デビスカップ ファイナルズ 準決勝オランダ戦

今回の日本代表とは1勝3敗。錦織に1敗、西岡に1勝2敗、望月、綿貫との対戦経験なし。

錦織とのATPでの対決 自身は51位
2019年5月 ATP Masters 1000 Rome
回戦対戦相手Rスコア
3回戦⚫️錦織圭66-3,6-7(2),3-6
西岡とのATPでの対決 自身は23位
2023年9月 ATP250 Zhuhai
回戦対戦相手Rスコア
準々決勝⚫️西岡良仁464-6,5-7
西岡とのATPでの対決 自身は32位
2020年10月 ATP250 Cologne 2
回戦対戦相手Rスコア
準々決勝⚫️西岡良仁566-2,3-6,6-7(3)
西岡とのATPでの対決 自身は36位
2019年10月 ATP Masters 1000 Paris
回戦対戦相手Rスコア
1回戦⚪️西岡良仁724-6,7-5,6-2

2010年プロ転向。ツアータイトル12個を誇るダブルスのスペシャリスト

2019年、2020年の全仏オープンではA・ミースと組んで2年連続優勝2024年のATPファイナルズでは代表ペアでもあるティム・プッツと組んで優勝。同大会初めてのドイツ人ペアによる制覇となった。その他のグランドスラムでも2024年全米オープン準優勝、2025年全豪オープン、2023年ウィンブルドン4強と輝かしい成績を誇る。

デビスカップでは2019年代表入り。シングルス0勝1敗。ダブルス17勝1敗。2022年デビスカップ準々決勝でカナダのV・ポシュピシル、D・シャポバロフ組にフルセットで敗れて以来、6連勝。3年間、6試合で1セットすら落としていない。

得意なショットはフォアハンド。2020年のコロナの際は、ミュンヘンのスーパーマーケットで早朝5時半からの棚の補充、警備業務などを行った。

2011年プロ転向。ツアータイトル11個を誇るダブルスのスペシャリスト

2024年全米オープン準優勝、2025年全豪オープン、2023年ウィンブルドンではベスト4。2023年には日本の加藤未唯と組んで全仏オープンのミックスダブルスを制覇した。

ツアーでも2023年からクラウィーツとペアを組み、2024年の全米オープンで決勝進出。2024年のATPファイナルズも制した。2021年ATP1000パリも優勝。

デビスカップでは2017年代表入り。出場はダブルスのみで19勝1敗。勝率9割5分。クラウィーツとのコンビでは14勝1敗で、ドイツのダブルス史上でも最強と称されている。

アメリカの大学でプレーし、オールアメリカン賞を4度獲得。得意なショットはバックハンド。子供のころ好きだったテニスプレーヤーはS・エドバーグ。

2025デビスカップ ファイナル予選1回戦 イスラエル戦

2024デビスカップ ファイナルズ グループC米国戦

ズベレフ不在の理由をコールマン監督は「8月と9月のツアースケジュールが過密のため」と説明した。

そして日本代表メンバー5選手について、こう警戒した。


「錦織圭というトップ選手が、現在世界のトップに返り咲こうと奮闘してる。2番手と3番手の望月慎太郎と西岡良仁も、対戦相手としては非常に手強い」

一方でズベレフ抜きの布陣に対しては「指名された5人の選手は皆、ドイツ代表としてプレーすることを楽しんでおり、この大会特有のプレッシャーへの対処法も熟知している」と自信を見せた。ファイナル8に進出すれば、ズベレフが出場する可能性はあるという。

フォーマットは大会初日にシングルス2試合。2日目にダブルス1試合とシングルス2試合(予定=打ち切りの場合あり)。計5試合で先に3勝した方が勝ち。すべて3セットマッチで行われ、6-6の場合は7ポイントタイブレーク。

両国のシングルスは、どのような顔合わせになるかは、直前まで分からない。

それぞれの選手の世界ランキングに差はほぼないが、ATP、チャレンジャーでの対戦成績は日本側に分がある。

ダブルスはドイツはクラウィーツ、プッツ組でほぼ確実。日本もかなりの確率で綿貫、柚木組で挑むことになるだろう。

こちらはランキングでは大きな差がある。2人のサーブ力で押し切りたいところだが、相手のリターン精度を考えれば、おそらく簡単にはいかないだろう。

クラウィーツは2019年に代表入りして以来、ダブルス17勝1敗、勝率9割4分4厘。ティム・プッツは2017年に代表入りして以来、19勝1敗、勝率9割5分。2人のコンビでは、14勝1敗。勝率9割3分3厘。まさに最強コンビだ。

日本としては、何とかシングルス4本中3本を取って勝利を決めたい。

両国は過去1933年にベルリンで1度だけ対戦。その際は、佐藤次郎、布井良助の2選手で挑んだ日本が4-1で勝利している。

勝利国は11月、イタリアのボローニャで11月18~23日の日程で行われる「ファイナル8」に進む。

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駆け出しブロガー
スポーツ紙勤務30年で退職した元野球記者、データコラムニスト
大学時代は関西1部リーグ庭球部所属もボーラー、ベンチコーチの方が多かった
数字でテニスを深堀り!時々ただの観戦記。わかりやすくテニスの魅力が伝わればと
ATP、WTAの公式データを参考にさせていただいています。
WOWOW、U-NEXT、ATP、WTAの配信も利用させていただいています。
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