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伊藤あおいの試合予定と結果は

伊藤あおい100位 内島50位突破

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5月5日発表のWTA世界ランクで伊藤あおい選手(20歳)が100位に浮上した。

前回発表の2025年4月21日の101位が、これまでのキャリアハイだったが、これを越え、

自身初の100位以内を達成した。

2022年8月に初めて世界ランク1303位からスタート。同年は11月21日の683位が最高。

2023年は6月にW15大東建託オープンでITF初タイトルを獲得するなど、12月4日の379位が最高。

2024年は6月のW15埼玉国際、9月のW50能登和倉国際、11月のW100高崎国際で3勝するなど、飛躍を遂げ、12月16~23日の126位が最高。

今年2025年も、開幕戦のWTA125キャンベラ国際を制した後、出場したWTA1000大会4度中3度で予選を突破し本戦出場。W100安藤証券オープンで4強入りするなど、順調にポイントを重ねて、初のランク入りから4年かからずして「100」の壁を突破した。

また内島萌夏選手(23歳)は5月5日発表のWTA世界ランキングで47位に浮上。

2025年4月7日発表の51位がキャリアハイだったが、これを越え、

自身初の50位以内を達成した。

4歳からアメリカに移り住んでいる大坂なおみを含めても、日本女子選手で50位内に入った経験があるのは、過去17人で、内島は18人目の快挙だ。

大坂を含まなければ、年代でいえば、2017年の土居美咲が最後で約8年ぶり。土居は2017年4月7日発表のランキングで50位だったのを最後に50位外になっている。

また大坂なおみを抜いて、現在の日本人トップのランキング保持者にも返り咲いた。

日本女子世界ランク50位内をマークした歴代選手
選手名最高達成月
大坂なおみ1位2019年1月
伊達 公子4位1995年5月
杉山  愛8位2004年2月
沢松奈生子14位1995年2月
浅越しのぶ21位2005年4月
神尾  米24位1995年10月
井上 悦子26位1988年3月
遠藤 愛26位1994年9月
長塚 京子28位1995年8月
土居 美咲30位2016年10月
奈良くるみ32位2014年8月
小畑 沙織39位2004年2月
森田あゆみ40位2011年10月
森上亜希子41位2005年8月
雉子牟田直子44位1997年3月
内島 萌夏47位2025年5月
中村 藍子47位2007年8月
雉子牟田明子49位1990年3月

先日行われたムチュア・マドリード・オープン(スペイン)では、WTA1000自身初となるベスト8に進出。2回戦で第26シード、世界28位のO・ジャパー(チュニジア)、3回戦で第3シード、世界3位のJ・ペグラ(アメリカ)、4回戦で第21シード、世界22位のE・アレクサンドロワを破る快進撃だった。

今後、さらなる上位進出、トップ30入りが期待される。

これで内島、大坂、伊藤と3人の日本出身選手が世界100位以内に名を連ねることになった。

大坂なおみの出産や土居美咲の引退で、しばらくせいぜい日本選手2人、日比野菜緒だけや、復帰明けの大坂だけが100位以内という時期もあった。

3人ランクインは約4年ぶり。

2021年8月30日発表の大坂なおみ3位、日比野菜緒72位、土居美咲97位だった時以来。

当時の年齢は大坂23歳、日比野26歳、土居30歳。今回は内島23歳、大坂27歳、伊藤20歳。

若返りの兆しが見え、さらに17歳園部八奏が安藤証券オープンの優勝で448位から287位まで大幅なランクアップ。18歳小池愛菜は岐阜カンガルーカップのベスト8進出で、775位から690位まで順位を上げた。

さらに18歳齋藤咲良が163位、19歳石井さやかが211位と、今後100位以内を狙えるだろう若手の躍進も目立っている。

内島は30位以内へ、伊藤は50位以内へ。自身のため、次世代を引っ張っていくため、さらなる活躍を期待したい。

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テニスうどん
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駆け出しブロガー
スポーツ紙勤務30年で退職した元野球記者、データコラムニスト
大学時代は関西1部リーグ庭球部所属もボーラー、ベンチコーチの方が多かった
数字でテニスを深堀り!時々ただの観戦記。わかりやすくテニスの魅力が伝わればと
ATP、WTAの公式データを参考にさせていただいています。
U-NEXT、WTAのテニス配信も利用させていただいています。
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