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伊藤あおいの試合予定と結果は

錦織圭2戦連続フルセットで3日間3勝

錦織ティオンヴィル本戦1回戦表紙のイメージ画像
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錦織ティオンヴィル本戦1回戦スコア
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世界284位の錦織圭(36歳)が3月3日、チャレンジャー100のティオンヴィル・オープン1回戦に臨み、世界190位のクレメント・タバー(26歳=フランス)と対戦。7-5,4-6,6-2のフルセットで勝利した。試合時間2時間1分。

3月1日に予選1回戦をストレート勝利。翌2日に予選2回戦をフルセット勝利。

そして、この日が3日連続の試合。

しかも、2試合連続の2時間超えのフルセットマッチとなった。

だが、最後まで懸命にプレーして、見事に勝利を収めた。

3日間連続の勝利は、準決勝まで進んだ昨年3月のアリゾナ・クラシック以来。だだ2戦目は相手のミハイル・ククシュキン(カザフスタン)が途中棄権。

それ以前の昨年1月の優勝した香港オープンも準決勝でシャン・ジュンチャン(中国)の途中棄権が絡んでいた。

錦織の直近の3日連続試合
2025年3月アリゾナ・クラシック
1回戦2回戦準々決勝準決勝決勝
3/13⚪️3/14RET3/15⚪️3/16⚫️
2024年12月ー2025年1月香港オープン
1回戦2回戦準々決勝準決勝決勝
12/31⚪️1/1⚪️1/3⚪️1/4RET1/5⚫️
2024年11月 ヘルシンキ
1回戦2回戦準々決勝準決勝決勝
11/6⚪️11/7⚪️11/8⚪️11/9⚪️11/10⚪️

純粋に3日連続3試合フルで戦ったのは、

2024年11月、優勝したチャレンジャーヘルシンキ大会以来、実に1年4カ月ぶりとなった。

予選から大きな変化を感じさせたのが、サービスだ。

第1セット第8ゲームから明らかにキレ味が増した。

派手さはないが、自然なスライス系の伸びのあるサーブを、きれいにコントロールした。

サーブのクォリティーに、こだわりすぎず、相手にいかに攻め込ませず、自分のポイントにつながるように導いていくか。

2008年2月、初優勝したデルレイビーチ国際で見せた自然体のサーブを、思い出したと言えば大げさかもしれないが、サーブのフォーム自体に迷いすぎるのではなく、目の前のポイントを取ることだけに集中している姿に見えた。

錦織ティオンヴィル本戦1回戦サービス図

ファーストサービスインの確率は73%(53/73)、

ファーストイン時のポイント獲得率は83%(44/53)、

セカンド時も55%(11/20)。

理想的な数字が並んだ。

この日同様、

錦織のファーストインが70%を超え、ポイントウォン率が80%を超えた試合

をさかのぼってみた。

2025年2月のデビスカップ対イギリス戦のビリー・ハリス戦に6-2,6-3で完勝して以来。

実に1年1カ月ぶり。

しかも今回は3セットを通じての数字だ。

確かにタバーに粗さはあったが、それでもファイナルセットのファースト時のポイント獲得率は92%(12/13)と素晴らしいものだった。

明るい材料が見えた。

ハチマキ姿の錦織も楽しそうにプレーしているように見えた。

予選2試合を勝ち抜いた後の前日、フランスの有名全国スポーツ紙レキップ(L’Équipe)に、気になる現状について、自らの言葉で明かしている。

痛めたのは肩で約2カ月間、治療を受けていたこと。

肩を負傷し、約2か月間治療を受けました。この前の2週間(リールとサン=ブリュー)、フランスで復帰する予定でしたが、まだ回復が不十分でプレーできませんでした。幸い、ここで出場することができました。

とにかく試合経験を積みたいと考えていること。

今日は、最高の試合ではなかったが、勝つことは常に重要です。長い間、試合に出ていなかったため、それに慣れる必要があります。私は今でも競争が好きです。過去にプレーした大会よりも規模は小さいですが、難しい試合をプレーすることは今でも好きです。

それが今の私にとって最も必要なことなのです。

そして試合勘を取り戻した後、自分がどこまでできるのか、

どうしても、もう1度、確認したいという明確な心境。

トップ100の選手たちと対戦できるとは思いません。私はもう若くはなく、体もテニスもそれを許してくれません。でも一歩一歩前進し、その一つひとつを楽しむようにしています。

そのためには試合を続けていく必要があります。2、3カ月連続でトーナメントに出場できれば、自信と試合のリズムを取り戻せるだろうと思っています。

今年は目標はありません。ただ試合を重ね、ポイントを獲得していくだけです。

ランキングや結果に関して、特に目標は設定していません。

「目標はない」という言葉を聞くと、やはり錦織らしいなと感じさせる。

決して投げやりな意味ではない。

ランキングや大きな目標をすぐに求めてはいない、という意味だろう。

テニスが好きで、誰かと争ってプレーするのが好きで、それは小さなチャレンジャーの舞台でも何も変わらない。そんな純粋な気持ちが伝わってくる。

「体が慣れる必要がある」という錦織の言葉通り、体内の筋肉の細胞にかつての動きを思い出させ、蘇させるような作業は続く。

ここが足りない。昔の錦織はこんなものじゃなかった。そう言いたくなる人々の声もわからなくはない。

だが今、錦織はもっともっと大事なモノを我々に伝えてくれているのかもしれない。

日本で今まで誰もできなかったことをやった天才テニスプレーヤーが、小さな舞台でも全力で相手との「勝負事」を楽しんでいる。

この貴重な時間は、もしかしたらそんなに長くは続かないのかもしれない。

錦織は3月4日、2回戦を戦う。

相手は世界150位のニコライ・ブドコフ・キェア(19歳=ノルウェー)。

36歳には過酷な4日連続の試合となる。

今こそ、その姿を、きっちりとまぶたに焼き付けておきたいと思う。

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ABOUT ME
テニスうどん
テニスうどん
駆け出しブロガー
スポーツ紙勤務30年で退職した元野球記者、データコラムニスト
大学時代は関西1部リーグ庭球部所属もボーラー、ベンチコーチの方が多かった
数字でテニスを深堀り!時々ただの観戦記。わかりやすくテニスの魅力が伝わればと
ATP、WTAの公式データを参考にさせていただいています。
WOWOW、U-NEXT、ATP、WTAの配信も利用させていただいています。
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